ウクライナ和平協議、進展なく終了 原発扱いも障壁
このニュースをシェア
【2月19日 AFP】スイス・ジュネーブで18日、米国の仲介によるウクライナとロシアの和平協議が大きな進展なく終了した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、領土やロシアが占拠している原子力発電所の扱いが未解決だと指摘した。協議は継続される見通し。
2日間行われた会合後、ゼレンスキー氏は記者団に対し「いくつかの基礎固めはできたが、現時点で立場は依然異なっている。交渉は簡単ではなかった」と述べた。
ゼレンスキー氏は、ウクライナ東部の領土に加えてロシアが占拠している南部のザポリージャ原発の扱いに関する「センシティブな問題」が未解決だとした。
ロシアの代表団によると、交渉は「困難だが実務的」だったとし、今後さらに協議が予定されていると明らかにした。
ドナルド・トランプ米大統領は16日、ウクライナに対し早急に合意するよう促した。これに対し、ゼレンスキー氏は、ウクライナがより大きな圧力を受けるのは不公平だと主張し、「勝利」がロシアに与えられるだけでは持続的な平和は達成されないと述べた。
2014年に一方的に併合したクリミア半島を含むウクライナ領土の約5分の1を占領しているロシアは、ウクライナ東部ドネツク州の完全支配を求めており、交渉失敗時には武力で奪取すると明言している。
一方のウクライナ側は、この政治的にも軍事的にも困難な要求を拒否しており、ロシアが再び侵攻することを抑止する安全保障の確約なしには合意に署名しないことを示唆している。(c)AFP
