中国、米のチベット特別調整官指名を非難 「内政干渉」
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【2月18日 AFP】中国政府は18日、米国によるチベット問題特別調整官の発表を受け「内政干渉」だと非難した。
マルコ・ルビオ米国務長官はこの前日、米国のチベット問題特別調整官にライリー・バーンズ国務次官補(民主主義・人権・労働担当)を指名していた。
ルビオ氏は、チベットの新年「ロサール」に当たって声明を発表し、この中でチベット人の権利、言語、宗教的遺産を支持する姿勢を改めて表明しつつ、バーンズ氏の名前を挙げた。
米国側の動きを受けて中国外務省は18日「米国がいわゆる『チベット問題特別調整官』を設置することは、中国の内政に干渉するものであり、中国はこれを一切認めない」と非難。「チベットの問題は中国の内政問題であり、いかなる外部勢力の干渉も容認しない」とした。
ダライ・ラマ14世は、中国政府からは分離主義者として非難されており、1959年に中国軍が蜂起を鎮圧した後、チベットの首都ラサからインドに亡命している。
上院議員時代のルビオ氏は、中国の人権問題に対する強硬な姿勢で知られ、新疆ウイグル自治区からの輸入品について、強制労働が関与していないと証明されない限り禁じる法律の制定を主導するなど、ウイグル族支援に取り組んでいた。(c)AFP