五輪出場めぐる批判に反論 イスラエルのボブスレー選手
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【2月18日 AFP】ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪のボブスレーに出場するイスラエル代表のアダム・エデルマンは17日、自身の大会出場資格に疑問を投げかけたスイスのテレビ解説者に反論した。
スイス公共放送RTSの解説者は、エデルマンがイスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃を支持していると言及したことに触れ、同選手が出場停止とされるべきだったとの考えを示唆した。
16日に行われたボブスレー競技開始時、RTSの解説者はエデルマンについて「五輪初出場で、自身を『根っからのシオニスト』と定義している」と紹介し、また「SNSにガザでの虐殺を支持する投稿をした。虐殺は国連調査委員会が使用した用語だ」とも述べた。
解説ではまた、エデルマンが「イスラエルの軍事介入は『歴史上最も道徳的に正当化された戦争』だと述べた」とも説明し、五輪への出場は禁止されるべきだとの考えを示唆した。これは、IOCが2022年のウクライナ侵攻を支持する発言をしたロシア選手の出場を認めなかったのと同じ基準で、出場が禁じられるべきとの考えに基づくものだ。
この解説にエデルマンは怒りをあらわにし、インスタグラムで反論した。
「スイスの五輪放送で、解説者がイスラエルのボブスレーチームに対して行った批判について認識している」
「われわれは五輪の舞台に立った6人の誇り高きイスラエル人のチームだ。コーチもいない。大きなプログラムもない。ただの夢、意志、そして私たちが代表するものへの揺るぎない誇り。そのような素晴らしい目標に向かって一緒に努力し、それを達成する。それがイスラエル人の流儀だ」
「それを目撃して、この解説に信憑性を与えることは不可能だと思う」
在スイス・イスラエル大使館もテレビでの解説を非難し、「スイスRTSのジャーナリストによる五輪生放送の露骨な悪用に深く憤慨している」とX(旧ツイッター)に投稿した。解説者に対する断固たる措置を求めた。
この騒動について、IOCの広報担当者は「解説者による具体的なコメントについては、放送局に問い合わせる必要がある」と述べるにとどめた。(c)AFP