パレスチナ人少年、地雷踏んで死亡 ヨルダン川西岸
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【2月18日 AFP】パレスチナ赤新月社は17日、イスラエルが占領するパレスチナ自治区ヨルダン川西岸のイスラエル軍駐屯地付近でパレスチナ人の少年が地雷を踏んで死亡したと発表した。イスラエル国防省筋も少年の死亡を確認した。
赤新月社は声明で、「ヨルダン渓谷北部ジフトリクにある駐屯地の一つで地雷を踏んで死亡した13歳の少年の遺体を受け入れた」と述べた。
イスラエル国防省傘下の「占領地政府活動調整官組織(COGAT)」の関係筋はAFPに対し、少年の死亡を認め、ジフトリク村出身のモハメド・アブ・ダラーさんだと明らかにした。
イスラエル軍はこれに先立ち声明を発表し、パレスチナ人3人が「不発弾で遊んだ」結果として負傷したと述べていたが、3人の年齢は明らかにしなかった。
同軍はさらに、現場のティルザーは、対ヨルダン国境に近い軍事施設で、「実弾演習場でもあるため、立ち入りは禁止されている」と付け加えた。
ジフトリク村議会議長のアフマド・ガワンメ氏はAFPに対し、子ども3人(最年長は16歳)が軍事基地付近でハーブを採取していた際に地雷を踏んだと語った。
ジフトリクとティルザー基地は、は、1990年のオスロ合意でイスラエルの完全支配下となったC地区に位置している。
イスラエルは1967年からヨルダン川西岸を占領している。
イスラエルが1994年に和平協定を締結したヨルダンとの国境付近の地域の大部分には、依然として地雷が埋まっている。
イスラエル国防省は1月、武器密輸阻止を目的とした新たな障壁の建設工事の一環として、ヨルダン国境地帯の地雷除去作業を開始したと発表した。(c)AFP