【2月16日 AFP】イランの首都テヘランで15日、一部住民が自宅のバルコニーや窓から指導部に反対するスローガンを叫んだと報じられた。この前日には、国外で在外イラン人による大規模な反政府デモが行われた。

最高指導者アリ・ハメネイ師を頂点とする体制に抗議するデモは1月にピークに達し、人権団体によると治安部隊の弾圧で数千人が死亡した。

路上でのデモは弾圧によって下火になったものの、先週からテヘランやその他の都市の市民が集合住宅の自宅から指導部に反対するスローガンを叫ぶ動きが始まっていた。

15日の夜も、テヘラン東部のエクバタン地区の住民が「ハメネイに死を」「イスラム共和国に死を」「国王万歳」と叫んだと、この地域を監視するソーシャルメディアアカウントが伝えた。

1979年のイラン革命(イスラム革命)で退位に追い込まれた故パーレビ国王の息子であるレザ・パーレビ元皇太子は、週末に行われる海外デモと並行して、国内でもこうした行動を起こすよう呼びかけていた。

ドイツ南部ミュンヘンの警察当局によれば、14日に行われた集会には25万人が参加した。この集会では、パーレビ元皇太子が演説をした。また、在外イラン人が多く住む米ロサンゼルスやカナダ・トロントなどでも、大規模な王政支持のデモが行われた。(c)AFP