仏フリージャズの先駆者、ミシェル・ポルタルさん死去 90歳
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【2月16日 AFP】欧州のフリージャズを率い、数々の映画音楽を手掛けたフランス人ミュージシャンで作曲家のミシェル・ポルタルさんが12日、死去した。90歳だった。代理人が15日、発表した。
ポルタルさんは、クラリネット、サクソフォン、バンドネオン、タロガトーを演奏した多楽器奏者だった。
1965年に発表したアルバム「フリージャズ」は、同ジャンルにおける米国支配に終止符を打つ、欧州ジャズの画期的な作品として評価されている。
ポルタルさんについて代理人は「モダンジャズ、欧州ジャズにおける記念碑的存在で、幅広い音楽や経験に対して常に開かれていた」とAFPに語った。
ポルタルさんは、ジャズとクラシック音楽の両方の巨匠たちと共演した。また、1960年代から2015年までの間に50本以上の映画音楽を手掛け、その中には1982年の歴史ドラマ「マルタン・ゲールの帰還」もある。ポータルさんは映画音楽でフランスのセザール賞を3度受賞している。
1935年、フランスのバスク地方バイヨンヌで生まれたポータルは、8歳でクラリネットを始め、地元のフォークオーケストラに参加した。
ソリストとしての評判を築いた後、ピエール・ブーレーズ、ルチアーノ・ベリオ、カールハインツ・シュトックハウゼンといった巨匠たちの作品でも演奏した。
「ニュー・フォニック・アート」の創設メンバーで、その後に立ち上げた「ミシェル・ポルタル・ユニット」は国際的な評価を得た。(c)AFP/Andréa BAMBINO et Claude CASTERAN