スレッズキャプチャー(c)NEWSIS
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【02月16日 KOREA WAVE】韓国のフランチャイズ系コーヒーチェーンの店内に、コチュジャンの香りが広がっている。コーヒー専門店が本業の飲料を超えて、トッポッキやラーメンおこしなどの“変わり種おやつ”を次々と発売し、飽和状態に直面した低価格コーヒー市場の生存競争が「サイドメニュー」にまで広がっている。

低価格コーヒーブランド各社は最近、粉食(軽食)やユニークなスナックメニューを競うように強化している。代表的なのが、コンポーズコーヒーが最近発売した「ブンモジャ(粉耗子)トッポッキ」だ。タピオカやジャガイモでんぷんを使ったブンモジャを主材料にし、従来の米餅・小麦餅とは異なる食感を打ち出している。

実際、消費者の反応も熱い。スレッズなどSNS上では「カフェでトッポッキを売るのが新鮮」「アメリカーノとトッポッキのセットが5900ウォンでコスパがいい」といった感想が相次いでいる。

特に「ブンモジャトッポッキにジャガイモパンをつけて食べると意外と合う」といった“神組み合わせ”の投稿が拡散され、口コミで人気が広がっている。

こうした動きは、低価格コーヒーブランドの切実な生存戦略の表れとみられている。主要4ブランドの店舗数は▽メガMGCコーヒー:4147店▽コンポーズコーヒー:3121店▽ペクタバン:1856店▽ザ・ベンティ:1658店――となっており、すでに1万店を突破している。

2020年には約3000店規模だったが、わずか5年で3倍以上に急増。量的成長は限界に近づいているとの指摘も出ている。

市場が飽和する中、各社は“客単価(1人当たりの平均支払額)引き上げ”に活路を見いだそうとしている。

低価格を売りにしているため、主力のコーヒー価格を簡単に上げることはできない。そのため、メガMGCコーヒーの「ラーメンおこし」や、ペクタバンの「たい焼き」など、飲料以外の収益源を拡充し、売り上げ構造の多角化を図る狙いだ。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News