ネタニヤフ氏、濃縮ウランは「イランから撤去すべき」
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【2月16日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は15日、米国とイラン間でのいかなる合意も、イランからのすべての濃縮ウラン撤去と、イランがさらなるウラン濃縮を行う能力を排除することが含まれなければならないと述べた。
エルサレムで行われた米国系ユダヤ人団体の代表者会議で演説したネタニヤフ氏は、いかなる合意にもいくつかの要素が含まれるべきだと述べた。
ネタニヤフ氏は、「第一に、すべての濃縮物質がイランから撤去されなければならない」「第二に、濃縮能力を持ってはならない。つまり、そもそも濃縮を可能にする装置とインフラを解体しなければならない」とし、第三の要素に弾道ミサイルの問題の解決を挙げた。
またネタニヤフ氏は、今月初めにドナルド・トランプ米大統領と会談した際にも、これらの条件を強く主張したと話している。
国際原子力機関(IAEA)の最後の査察が昨年6月10日に行われた後、イスラエルと米国によるイラン核施設への攻撃が発生したため、400キロを超える60%濃縮ウランの備蓄の行方には大きな不確実性が残っている。
さらにネタニヤフ氏はイランの核計画に対する継続的な査察を求め、「実質的な査察が必要だ。事前通知のある査察ではなく、上記すべてに対して効果的な査察が必要だ」と述べた。
一方でイラン外務省は同日、再開された米国との協議2回目に向けて、アッバス・アラグチ外相がスイスに向かったと発表した。
同省によれば、「イランと米国の間接的な核協議は、オマーンの仲介と善意の支援のもと」で17日に行われる。
スイス・ジュネーブに滞在中、アラグチ氏はスイスとオマーンの外相に加え、IAEAのラファエル・グロッシ事務局長やその他の国際機関の要人とも会談する予定だという。(c)AFP