【02月16日 KOREA WAVE】
外国人観光客でにぎわうソウル明洞通り(c)news1
外国人観光客でにぎわうソウル明洞通り(c)news1

「中国人によく知られたブランドでなくても、春節の時期は売り上げが最低でも50%は伸びる」

13日、ソウル市中区の明洞にある化粧品店で働く30代の女性店員はこう語り、笑顔を見せた。「最近は他の国籍の観光客より中国人が2倍は多い。オリーブヤングのような大型店舗は、もっと売り上げが伸びているはずだ」と話す。

15日から23日までの春節連休を迎え、明洞の商人らは中国人観光客の来訪に大きな期待を寄せている。2026年1月にも中国人観光客は前年同月比で20%以上増えており、春節が本格化すればさらに増えるとの見方が強い。

文化体育観光省によると、今回の春節期間に韓国へ入国する中国人は最大19万人に達する見通しだ。前年より約44%増える計算で、中国国内の反日感情の高まりや韓国のビザ免除政策などが影響したとみられる。

明洞のあちこちには、中国の代表的な決済手段であるアリペイや明洞観光特区協議会が掲げた「HAPPY NEW YEAR」の横断幕が張られている。「LUCKY REWARDS IN MYEONGDONG」との文句も見える。明洞観光特区協議会は28日まで明洞駅周辺で、アリペイ決済時の即時割引や景品イベントを展開している。

商人らは中国人観光客の増加を見込み、中国人アルバイトを増やしたり、中国人に人気の商品を目立つ場所に並べたりして備える。

最近化粧品店で働き始めた中国人女性は「店主が中国語を話せるスタッフを探していると聞き、友人の紹介で応募した」と話す。

中国人観光客で混み合う衣料品店では、店員が慌ただしく商品を整理していた。「最近中国人観光客がよく買っていくデザインを前に出すように言われた。春節が近いので、好まれそうな商品を取引先に追加発注した」と説明した。

商人らは、中国人観光客の訪韓が今後も続くことを望んでいる。中国人観光客は1人当たりの消費額が大きく、売り上げへの影響も大きいためだ。

土産物店を営む店主は「ビザ免除政策で中国人観光客は以前から増えていたが、最近は中国国内の反日感情が強まり、韓国旅行がさらに増えたようだ。結局、人の往来が増えれば商品も売れる。中国人観光客はありがたい存在だ」と語った。

明洞一帯では、店舗だけでなく屋台もアリペイやウィーチャットペイなどの簡便決済システムをすでに導入している。屋台で軽食を売る店主は「中国人はアリペイで支払うことが多いので、当然必要な仕組みだ。今週末からさらに増えると聞き、春節期間は休まず営業する」と笑った。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News