豪オーカス加速 原潜建造施設に大規模投資
このニュースをシェア
【2月15日 AFP】オーストラリアは15日、米英豪の3か国で締結された安全保障枠組み「オーカス(AUKUS)」に基づく原子力潜水艦建造のための新施設の「頭金」として39億オーストラリアドル(約4200億円)の支出を発表した。
オーカスは、オーストラリアに米国製の最新鋭潜水艦の艦隊を提供することや、さまざまな先進技術の開発における協力などを目的としている。
2032年から始まるオーストラリアへの原潜売却計画は、太平洋地域での長距離攻撃能力を向上させる戦略の中心に位置しており、特に中国に対する抑止力を念頭に置いたものだ。
将来的に自国で潜水艦を建造する技術を得ることになるオーカス計画で、豪政府は今後30年で最大2350億ドル(約36兆円)の費用を投じる可能性がある。
リチャード・マールズ国防相は、南部アデレード近郊のオズボーンにある施設が計画の中心になるとしている。長期的には、この施設に約300億豪ドル(約3兆2000億円)が費やされると見込まれている。
潜水艦建造施設への投資についてアンソニー・アルバニージー首相は「オーストラリアの通常兵器を搭載した核動力潜水艦を実現するために重要だ」との考えを示し、また「われわれはオーカスの機会を加速させ、オーストラリアの将来の防衛能力を確保し、サウスオーストラリア州に持続的な繁栄と雇用を創出する」と彼は付け加えた。(c)AFP