中国、独との関係引き上げに意欲 米依存見直すEUに接近
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【2月15日 AFP】中国の王毅外相は14日、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相に対し、中国はドイツとの二国間関係を「新たな段階」に引き上げることを望んでいると述べた。ミュンヘン安全保障会議の合間に行われた会談で述べた。
欧州連合(EU)が、中国や予測不可能な米国との関係を見直す動きがある中、中国をより信頼できる安定したパートナーとして印象づけようとしている。
中国外務省の声明によると、王氏はメルツに対し、中国がドイツと協力して「包括的戦略的パートナーシップを新たな段階に引き上げたい」と考えているとし、また高官往来の準備も進めたい意向であることを伝えた。
両国間の経済面での関係は近年、不公正な貿易慣行や保護主義の主張などの問題で損なわれている。
メルツ氏は今月、中国を初訪問する準備を進めていると報じられており、変化する通商関係にどう対応するかが喫緊の課題となっている。
王氏は、ドイツが「戦略的自律性と自立性」を維持する上でより大きな役割を果たし、中欧間協力における「推進力」となることを支持すると表明。「中国はまた、ドイツが戦略関係を安定させる錨となることを期待している」と述べた。
ヨハン・バーデフール独外相は12月に中国を訪問し、王氏を含む中国の高官に対し、ロシアのウクライナ戦争を終わらせるための影響力を行使するよう求めた。(c)AFP