ロス五輪会長が自身の会社売却へ、エプスタイン事件関寄取り沙汰され批判
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【2月15日 AFP】2028年ロサンゼルス五輪大会組織委員会のケーシー・ワッサーマン会長が、少女らへの性的人身取引の罪で起訴され勾留中に自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン元被告との関連が明らかになったことを受け、自身のタレント・エージェント会社を売却すると、米メディアが報じた。
ワッサーマン氏は、米司法省が1月30日に公開した数百万ページに及ぶ文書の中で、2003年にエプスタイン元被告の元交際相手であるギレーヌ・マクスウェル受刑者とメールを交わしていたことが判明し、辞任を求める声が高まっていた。
13日夜、ワッサーマン氏は自身の名を冠したタレント・エージェント会社「ワッサーマン・グループ」の従業員に宛てた文章の中で、会社を売却するがロス五輪組織委の職務にはとどまると述べたと伝えられている。
米紙ニューヨーク・タイムズやウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が掲載した文章の中で、ワッサーマン氏は「私の過去の個人的な過ちが、皆さんに大きな不快感を与えてしまったことを深くおわびする」などと記した。
1月の謝罪声明の中でワッサーマン氏は、エプスタイン元被告のために未成年の少女をあっせんした罪で20年の刑に服しているマクスウェル受刑者とのメールのやり取りは、その犯罪が明るみに出る前のものだったと説明した。
ワッサーマン氏は、エプスタイン事件に関連して不正行為を疑われておらず、告発されてはいない。
「ワッサーマン・グループ」は、音楽やスポーツ、エンターテインメントの幅広い分野のスターを抱えている。しかし、グラミー賞受賞経験のあるシンガー・ソングライターのチャペル・ローンを含む複数のアーティストが、ワッサーマン氏のスキャンダルへの関与が明らかになって以降、同社からの離脱を発表している。(c)AFP