【2月15日 AFP】ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪は14日、アルペンスキー男子大回転が行われ、ブラジルのルカス・ブローテンが南米選手として初の冬季五輪金メダルを獲得した。

ノルウェー生まれのブローテンは1本目でトップに立つと、2本目でも冷静さを保って合計タイム2分25秒00を記録した。

1本目でただ1人ブローテンから1秒差以内のタイムを残したスイスのマルコ・オデルマット(スイス)が0.58秒差で銀メダル、1.17秒差で同じくスイスのロイク・メイヤールが銅メダルを獲得した。

ブローテンは、父親の祖国であるノルウェー・スキー連盟(NS)との確執後に母親の故郷ブラジルの代表として競技に臨み、ラテンアメリカ勢初の冬季五輪メダル獲得を果たした。これまでの南米出身選手の冬季五輪最高順位は、ブラジルのイザベル・リベイロが2006年トリノ大会のスノーボード女子スノーボードクロス記録した9位だった。

ノルウェー・オスロで生まれたブローテンは、両親の離婚後に子供時代を南米で過ごした。その後、スキー愛好家の父親が親権を獲得してノルウェーに連れ戻したが、11歳を迎えてから毎年ブラジルを訪れるようになり、両国の言語を話しながら育った。(c)AFP