ソウル市内の検定試験対策塾(c)news1
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【02月14日 KOREA WAVE】難易度が高かった「難関共通テスト」とされた韓国の2026年度大学修学能力試験(共通テスト)において、ソウル大学の一般選抜合格者のうち検定試験(高卒認定)出身者が44人に達した。過去11年で最多となり、初めて40人を超えた。

11日に鍾路学院がまとめた分析によると、2026年度ソウル大一般選抜の合格者全体の2.77%に当たる44人が検定試験出身だった。前年から8人、22.2%の増加。検定試験出身のソウル大合格者は2016年度に5人にすぎなかったが、2020年度に30人へ増え、今年はついに40人台へ乗せた。

2026年度の共通テストは、英語1等級の割合が3.11%にとどまるなど高難度だった。それにもかかわらず、検定試験出身者の合格比率は拡大した。難関試験下でも検定試験から高得点者が相次いだ形で、最上位層の「学校離れ」が進んでいるとの見方が広がる。

鍾路学院のイム・ソンホ代表は「ソウル大のような最難関校で検定試験出身者が増えている事実は、検定試験が有力な入試戦略として認識され始めたことを示す。首都圏の主要大学でも同様の動きが広がる可能性が高い」と指摘する。

実際、2025年度にソウル大・延世大・高麗大へ入学した検定試験出身者は259人で、前年の189人から70人、37.0%増えた。いわゆるSKY入学者に占める検定試験生は、2018年の80人から3倍以上に増加している。

本来、検定試験は高校に通学しにくい生徒に学習機会を保障する制度だ。だが近年は、高校を中途退学し、内申評価に代えて共通テスト対策へ集中する手段として活用される例が増えている。首都圏の主要大学では検定試験出身者に出願資格の制限など不利な条件があるものの、内申と共通テストを同時に抱える負担を避けられる点が選択を後押ししているとみられる。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News