韓流BTSが呼び戻した“ソウル明洞の春”…外国人観光客がグッズ爆買い中
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【02月13日 KOREA WAVE】韓国のグループ「BTS(防弾少年団)」の関連グッズを求める外国人観光客が急増し、ソウル・明洞(ミョンドン)が早くも活気づいている。旧正月連休と来月予定されているBTSの「光化門カムバック公演」を控え、商店街では期待感が高まっている。
10日午前、明洞を訪れていたシンガポールからの観光客ニッキーさん(54)は、ショッピングバッグを手に「韓国は本当に素晴らしい。路地を歩くだけでドラマのワンシーンを見ているようだ」と笑顔を見せた。衣料ブランドとK-POPアイドルのコラボポスターの前で、フランス語で「C’est magnifique!(本当にすごい)」と声を上げる観光客の姿もあった。
韓国観光公社データラボによると、昨年明洞を訪れた外国人観光客は約1427万人で、前年比約10%増。ポーランド、ブラジル、ポルトガルなど多様な国籍の観光客が街を行き交う。
パンデミック後に回復基調にあるインバウンド需要に、BTSの公演効果が重なり、商店主の期待は一段と高い。明洞でカスタムTシャツを販売する店舗では、BTS関連のプリントデザインを拡充。受注生産にもかかわらず、当日はBTS関連商品が完売したという。店員は「客層のほぼ100%が外国人。公演への期待が大きく、在庫は約4割増やす予定だ」と話す。
別のK-POPグッズ店は、2階にBTS特化ゾーンを設け、象徴キャラクター「BT21」をモチーフにしたバックパックやキーホルダー、写真集などを集約展示。カムバック時期に合わせて拡張する。担当者は「人気グループのカムバック時には売り上げが1.5~2倍に伸びる。今回は久々のBTSで、想像以上の需要が見込まれる」と語る。
K-POP専門店以外にも波及効果は及ぶ。衣料店は店頭にBTSエコバッグを掲げ、化粧品店はBTS人形をセットに組み込むなど工夫を凝らす。ある中国人留学生(24)は「友人がBTSファンで、チケット取得を手伝うことになった。公演を観るために来韓を決めた」と話した。ブラジル出身の20代女性カリーナさんも「BTSのカムバックは世界中が注目するニュース。周囲も皆、期待している」と語る。
警察は旧正月連休を前に明洞の巡回を強化する方針。光化門公演に備え、周辺を4ゾーン・15区域に分け、総警級の責任者を配置して重点管理する。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News