カナダ西部の学校で銃乱射、自殺の容疑者は18歳の元生徒
このニュースをシェア
【2月12日 AFP】カナダの警察は11日、西部ブリティッシュコロンビア州タンブラーリッジで起きた10日の銃乱射事件について、容疑者は18歳のトランスジェンダーの女性で、自宅で母親と義理の兄弟を殺害した後に地域の中等学校で6人を殺害したと発表した。
王立カナダ騎馬警察(RCMP)のブリティッシュコロンビア州副本部長のドウェイン・マクドナルド氏は、タンブラーリッジで起きた事件の動機はまだ分かっていないが、容疑者をジェシー・バンルーツェラーと特定。以前から精神的な問題があることが知られていたと明らかにした。バンルーツェラー容疑者は、生物学的には男性として生まれたトランスジェンダー女性で、4年前にこの中等学校を中退していた。
事件をめぐっては、先に発表された犠牲者の数が9人から8人に修正された。当初、負傷者一人の状態について混乱があったとしている。警察によると、銃乱射が起きた学校では、39歳の女性教師と生徒5人が遺体で発見された。
長銃身の銃と拳銃を所持していた容疑者は、乱射後に自らを撃ち、死亡したことが確認された。
自宅で殺害された母親と義兄弟については、容疑者の精神状態をめぐってこれまでに通報が複数回あったため、警察とは面識があったという。
マクドナルド氏によると、容疑者は以前、銃器ライセンスを保有していた。ライセンス失効を受け、容疑者宅からは銃器が没収されたが、その後に返却されていた。
カナダでの銃乱射事件は稀だ。2020年にノバスコシア州で22人が死亡する大量銃撃事件をきっかけに、同国では殺傷能力の高い銃器の販売や使用が禁止された。(c)AFP/Paige Taylor White with Marion Thibaut