【2月12日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は11日、ホワイトハウスでイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と会談し、イランの核開発問題などに関して協議した。トランプ氏はイランとの交渉を継続すべきだと述べ、強硬な姿勢を示すイスラエル側の主張を退けたとみられる。

3時間近くに及んだ会談後、トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で「イランとの交渉を続けて、合意が成立するかどうかを確認する必要がある」と述べた。

その上で、「それ以外には、何も確定的な結論には至らなかった」ことを明らかにした。

イスラエル側は声明で、イランとの核交渉において、自国の安全保障が最優先であることをトランプ氏に強調したと述べた。ネタニヤフ氏は、核開発に加えて弾道ミサイルの制限などをトランプ氏に働きかけたとみられる。

イランのアッバス・アラグチ外相は8日、米国側との交渉でウラン濃縮を放棄することは決してないと明言し、米国との戦争という脅威にも屈しないと強調した。

両国は6日、米国とイスラエルが昨年6月にイランを攻撃してから初めてオマーンでの交渉を再開した。

イランでは、物価高騰に対する市民の抗議活動への当局の弾圧が激化し、多数の死者が出る事態に発展した。これを受けてトランプ氏はイラン政府に軍事行動の可能性を示唆し、中東地域に空母打撃群を派遣している。(c)AFP