韓国のチョン・ドンヨン(鄭東泳)統一相(c)news1
韓国のチョン・ドンヨン(鄭東泳)統一相(c)news1

【02月12日 KOREA WAVE】韓国のチョン・ドンヨン(鄭東泳)統一相は10日、韓国の民間人が北朝鮮に無人機を侵入させたとの疑惑を巡り、「北朝鮮側に対して深い遺憾を表する」と述べた。政府高官が今回の事案について公式に遺憾の意を示したのは初めて。チョン・ドンヨン氏は同日、ソウル中区の明洞聖堂で営まれた「天主教ソウル大教区・民族の和解と一致のためのミサ」での祝辞で明らかにした。

チョン・ドンヨン氏は「最近の無人機事件によって、われわれの平穏な日常が再び揺さぶられた」と述べ、「軍・警合同調査タスクフォースは、接境地域から北朝鮮に向けて無人機を飛行させた民間人3人について、航空安全法違反に加え、刑法上の一般利敵罪の容疑を追加で認知し、現役軍人および国家情報院職員を立件し、家宅捜索を実施した」と説明した。

その上でチョン・ドンヨン氏は、北朝鮮が2015年の木箱地雷事件、2020年の西海公務員射殺事件の際、いずれも韓国に対して遺憾の意を表明し、再発防止を約束した前例があることを強調した。

さらに、ユン・ソンニョル(尹錫悦)政権当時に発生した「平壌無人機事件」にも言及し、「前政権は2024年10月、軍を動員して11回にわたり計18機の無人機を北朝鮮に送り込み、対南攻撃を誘発しようとした。戦争に発展しかねない、無謀で極めて危険な行為であり、二度とあってはならない非常に不幸な事件だった」と批判した。

チョン・ドンヨン氏は、こうした事態を防ぐためにも、9・19南北軍事合意を早期に復元し、空中での敵対行為を直ちに中止すべきだと訴えた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News