米フロリダ州、強盗殺人犯の死刑執行 殺人で10年服役、釈放の数か月後にまた殺人
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【2月11日 AFP】米フロリダ州は10日、巡回セールスマンを強盗中に殺害したとして有罪判決を受けた男に対し、薬物注射による死刑を執行した。フロリダ州は昨年、米国で最も多くの死刑を執行した州だ。
ロナルド・ヒース死刑囚(64)は、レイフォードにある州立刑務所で午後6時12分(日本時間11日午前8時12分)に処刑された。
ヒース死刑囚は16歳の時に別の殺人を犯し、拘禁30年の刑期のうち10年を務めて釈放された。そのわずか数か月後の1989年、弟のケネス・ヒース受刑者と強盗中に巡回セールスマンのマイケル・シェリダンさんを殺害。その罪で死刑判決を受けた。
ケネス受刑者は殺人罪を認め、兄であるヒース死刑囚に不利な証言をした。ケネス受刑者は終身刑を言い渡された。
裁判文書によると、陪審員は「ロナルド・ヒースが殺人と強盗の主犯であり、年下で立場の弱いケネスに対して大きな影響力を及ぼしていた」と判断した。
米国での死刑執行は、今年2件目。
米国では昨年、47件の死刑が執行された。52件が執行された2009年以来、最多となった。
最も多かったのはフロリダ州で19件、次いでアラバマ州、サウスカロライナ州、テキサス州がそれぞれ5件ずつだった。
昨年執行された死刑のうち、39件は薬物注射、3件は銃殺、5件は窒素吸入(窒素ガスをフェースマスクに注入して死刑囚を窒息死させる方法)により執行された。
窒素吸入による死刑執行は、国連の専門家によって残虐かつ非人道的だと非難されている。
死刑は全米50州のうち23州で廃止、カリフォルニア、オレゴン、ペンシルベニアの3州では執行が一時停止されている。
ドナルド・トランプ大統領は死刑を支持し、「特に凶悪な犯罪」に対する死刑適用の拡大を求めている。(c)AFP