行政×AIで“実感できる変化”を…韓国が本格始動する公共AI事業
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【02月11日 KOREA WAVE】韓国政府は国政課題である「世界最高の人工知能(AI)民主政府」の実現に向けて拍車をかけている。AI技術を中央や地方政府に導入し、国民が体感できる変化を生み出していくことを目指している。
メガ・ニュース(MEGA News)のハン・ジョンホ記者の取材によると、行政安全省は10日、180億ウォン規模の公共AI支援事業を推進すると発表した。
今回の公募を通じて選定された中央・地方政府の革新課題は、行政業務の中核的なツールとしてAIを活用することを支援する触媒の役割を果たすとみられている。
特に、セキュリティを備えた汎政府AI共通基盤に基づいて技術を適用し、業務の効率性を高め、国民の利便性を最大化する成果事例の創出に力を注ぐ。
行政安全省は単なるシステム開発の支援を超えて、政府サービス全体にAIが自然に浸透することを目指している。
また、事業の専門性を高めるために、韓国知能情報社会振興院(NIA)が事業の全過程に参加する。NIAは課題の選定から事業計画の策定、事業者の選定、進捗確認まで密着支援し、成果物の品質を保証する。
行政安全省は先月30日に事業説明会を開き、中央・地方政府の担当者を対象に事業の推進方向と目標を共有しており、今月13日まで課題の公募を実施する。
民間と官公庁の専門家で構成された選定委員会が、適合性、実現可能性、拡散可能性などを総合的に評価し、実質的な成果が期待できる10件余りの課題を最終選定する。
特に地方政府のAI活用課題もあわせて選定する予定であり、財政自立度などを考慮して国費を差別的に支援することで、地域間のAI技術格差をなくし、すべての国民が均等な恩恵を享受できるよう支援することを目指している。
行政安全省は今月末までに課題の選定手続きを終え、速やかに調達契約に着手して事業を加速させる。
ユン・ホジュン(尹昊重)行政安全相は「今回の事業は、中央・地方政府がAIを導入する際の参入障壁を下げ、国民の生活に実質的な変化をもたらす原動力になるだろう。優れた現場の課題を厳選して公共部門のAI導入を先導し、AI民主政府を早期に実現するために最善を尽くす」と語った。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News