仁川国際空港第2旅客ターミナルの駐車場(c)MONEYTODAY
仁川国際空港第2旅客ターミナルの駐車場(c)MONEYTODAY

【02月11日 KOREA WAVE】韓国で旧正月連休を前に海外旅行需要が急増し、仁川国際空港ではいわゆる「駐車大混乱」が現実のものとなっている。今年は特に、アシアナ航空の第2旅客ターミナル移転の影響で、現地駐車を巡る混雑が極限に達した。

仁川空港の駐車収容台数は約5万台で、国内単一施設として最大規模を誇る。それでも日々“駐車戦争”が起きる背景には、アシアナ航空移転への準備不足を指摘する声に加え、空港バスより安い駐車料金が自家用車利用を後押ししているのではないか、との見方もある。

国土交通省によると、今月の仁川空港第2旅客ターミナルの長期・短期駐車場の混雑度は80~100%に達した。花壇やスロープなど区画外駐車を含めれば、事実上ほぼ毎日100%を上回る。

第2ターミナルは、LCC(格安航空会社)が集中する第1ターミナルより余裕があるとされてきた。だが先月、アシアナ航空が移転して以降、月平均90万人を超える利用者が流入し、長期・短期ともに満車状態が続く。

とりわけ今年の旧正月連休(13~18日)は、第1・第2ターミナルの事前駐車予約が完売。「人気旅行先の航空券より、仁川空港の駐車予約の方が難しい」との声まで上がる。

昨年9月にエアソウル、2023年7月にジンエアーが相次いで第2ターミナルへ移ったことから、混雑はある程度予見されていた。LCCが強い日本路線に加え、無査証入国の再開で中国路線の需要も急増し、利用者は大きく増えた。

こうした状況下で、仁川空港の低めの駐車料金は自家用車利用を促す要因と映る。第1・第2ターミナルの長期駐車場はいずれも1日9000ウォン(短期は2万4000ウォン)。一方、首都圏と仁川空港を結ぶ空港バスは1人1万7000~1万8000ウォンが相場だ。

政府は2023年10月、永宗大橋の通行料を6600ウォンから3200ウォンに引き下げ、最近は仁川大橋も5000ウォンから2000ウォンに下げた。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News