ICE職員のマスク着用禁じる州法、連邦地裁差し止め 「差別的」
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【2月10日 AFP】米連邦地裁の判事は9日、移民・関税執行局(ICE)職員が捜査中にマスクで顔を覆うことを禁じたカリフォルニア州法の施行を差し止めた。ただし、職員の身分証明書の提示義務については維持した。
ドナルド・トランプ米大統領が進める移民対策の強化で、一部のICE職員が身分を明らかにせずマスクを着用したことをめぐり、民主党主導の都市の首長らから批判の声が上がっていた。
米連邦地裁判事のクリスティーナ・スナイダー氏は、カリフォルニア州の「秘密警察禁止法」として知られるマスク着用禁止の法律について、州の法執行官には適用されないことを指摘し、「連邦職員を不法に差別するもの」として、その施行を差し止めた。
パム・ボンディ司法長官は、この判断を勝利と称賛。「われわれは、トランプ大統領の法と秩序のアジェンダのために法廷で戦い続け、勝利していく。そして、われわれは偉大な連邦法執行官を常に支持する」とX(旧ツイッター)に投稿した。
一方、スナイダー氏は、捜査官が身分証明書とバッジ番号を提示することを義務付ける措置については維持した。カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事はこれを一部勝利と受け止め、「連邦裁判所は、連邦捜査官に身元を明かすことを義務付ける州法を支持した。カリフォルニアは、市民の権利とわれわれの民主主義のために立ち上がり続ける」とXで述べた。(c)AFP