【2月10日 AFP】英国のウィリアム皇太子と妻のキャサリン妃は、ウィリアム皇太子の叔父であるアンドルー・マウントバッテン・ウィンザー元王子が、ジェフリー・エプスタイン元被告と関係していると指摘されていることに「深く憂慮」していると、ケンジントン宮殿が9日、発表した。エプスタイン元被告は、少女らへの性的人身取引の罪で起訴され、勾留中に自殺した。

宮殿側は声明で「ウィリアム皇太子とキャサリン妃が継続的な暴露に深く憂慮している」と述べた上で、「彼らの思いはエプスタインの被害者たちに向けられている」とした。

エプスタイン事件をめぐり、最新の資料公開以降、ウィリアム皇太子夫妻が公にコメントするのは初めて。

一連の資料公開により、エプスタイン元被告との親密な関係が指摘され、チャールズ国王の弟アンドルー氏に対しては説明するよう要求が高まっている。

アンドルー元王子をめぐっては、2019年にエプスタイン元被告との関係が指摘され、また告発者のバージニア・ジュフリーさんが未成年当時に性行為を繰り返し強要されたと主張したことを受けて公務から退いた。また、チャールズ国王は昨年末、元王子の称号を剥奪した。

アンドルー元王子は不正行為を強く否定しているが、先週にはロンドン西部ウィンザーの邸宅からの退去を余儀なくされた。

アンドルー氏は、米司法省が開示した資料にたびたび登場する。その中には、地面に横たわる女性の上に四つんばいでかがみこむ姿を捉えた写真や、「内々に」話すためエプスタイン元被告をバッキンガム宮殿に招待するメールなどが含まれている。(c)AFP