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【02月10日 KOREA WAVE】韓国・三養食品が、Kフードブームを牽引してきた「ブルダック炒め麺」の英語表記である「Buldak」の認知向上に乗り出した。

三養食品は6日、韓国の主要全国紙に「『世界のブルダック』、その完成の名は大韓民国です(ブランドを完成させたのは韓国です)」という内容の5段広告を掲載した。広告では「世界が熱狂するKフードの代表走者が、いま国家に認められたブランドとして、さらに高みへ羽ばたく」と強調し、「最も韓国的な名前が、最も世界的なブランドとなるよう、大韓民国が共に歩んでほしい」と呼びかけた。

食品業界によると、三養食品は模倣品・類似品との差別化を明確にするため、「Buldak」の商標権確保に力を注いでいる。韓国国内では「ブルダック」がすでに一般名詞のように使われており、商標登録など制度的な保護を受けにくいことから、「Buldak」という名称へと軸足を移そうとしている。

実際、海外のオンライン流通チャネルやSNSを中心に、Buldakを連想させる名称やデザインの激辛ラーメン・ソースなどの類似商品が多数見受けられる。炎のイメージや鶏のキャラクター、強烈な辛さのコンセプトを模倣した例も少なくない。海外の消費者にとっては、元祖と類似品を見分けにくい環境が生まれているとの指摘もある。

こうした状況を受け、三養食品は世界の消費者に向けて「Buldak」ブランドを強く印象付けることに注力している。グローバルマーケティングも、短期的な売り上げ拡大より、Buldakという名称を固有のブランドとして認識させることに重点を置いている。輸出用パッケージやソース・スナック製品群にBuldakロゴを併記し、ビジュアル資産を統一するのも同じ文脈だ。

グローバルキャンペーンを通じたBuldakの発信も拡大している。2023年に実施した「Play Buldak」キャンペーンは、TikTok、YouTube、Douyinなどのショート動画プラットフォームで累計7億回の再生数を記録。辛さを「挑戦」や「遊び」として表現し、MZ世代・Zα世代の自発的な参加を引き出した。

2024年の体験型キャンペーン「Splash Buldak」は、米国・中国・英国など5都市で開催され、4万人以上が参加した。

こうした取り組みにより、三養食品は急速なグローバル拡大を続けている。昨年の連結売上高は2兆3518億ウォンと、創業以来初めて2兆ウォンを突破。輸出地域の多角化、米国・欧州の流通網拡大、密陽第2工場の稼働が重なり、昨年下半期だけでブルダックブランド製品は10億個販売された。

三養食品の関係者は「ブルダックは、いまやグローバル市場でBuldakという固有ブランドへと進化した」とし、「韓国を代表するブランド資産として認識されるためには、国家的な関心と支援がぜひ必要だ」と語った。

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