1月の中国倉庫業界、全体として堅調な運営を維持
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【2月22日 東方新報】中国物流・購買連合会が6日に発表したデータによると、1月の中国倉庫指数は51.9%だった。前月より0.5ポイント低下したが、景況の拡大を示す水準は保っており、業界の動きはおおむね良好だ。
主な内訳を見ると、施設稼働率指数と月末在庫指数は引き続き上向いた。業務量指数と平均在庫回転回数指数はやや低下したものの、いずれも拡大基調の範囲にとどまった。倉庫取扱量は増加が続き、商品の動きも活発で、在庫水準は上昇が続いている。企業の在庫補充の動きも強まり、全体として底堅い状況にある。
1月の業務量指数は52.2%で、前月から1.4ポイント低下したが、拡大基調を維持した。倉庫業務は回復基調が続いている。品目別では、資源・原材料などの大口商品は例年どおり閑散期に入ったものの、春節(旧正月、Lunar New Yaer)前の工場による在庫確保や補充需要が動き出し、倉庫取扱は持ち直した。とりわけ鋼材、非鉄金属、建材などで増加が目立った。消費財は、祝祭期の需要増が見込まれる中で倉庫需要が強く、食品、衣料品、医薬品などで伸びがはっきりしている。取扱量の増加に伴い、倉庫施設の稼働も高まり、施設稼働率指数は54.3%と前月より0.3ポイント上昇し、14か月ぶりの高水準となった。
平均在庫回転回数指数は51.9%で拡大基調を保ち、物流の回転効率は改善が続いている。月末在庫指数は3か月連続で上昇した。これらの動きは、流通が円滑に機能し、企業が在庫を積み増す動きが強まっていることを示す。備蓄や出荷準備も安定して進んでおり、春節後の生産・営業活動の立ち上げを支える土台になるという。
一方、業務見通し指数は49.6%と、休日など季節要因の影響で大きく低下した。分析では、休暇が近づくにつれて倉庫需要が弱まり、指数は短期的に振れやすくなる可能性があるとする。ただ、需要の基盤は比較的しっかりしており、季節要因が薄れれば、倉庫指数は再び安定した改善基調に戻る見込みだ。(c)東方新報/AFPBB News