物価は落ち着いても食卓は高騰中…韓国の祭祀食材が“旧正月インフレ”に
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【02月09日 KOREA WAVE】韓国で先月の消費者物価上昇率は2.0%と5カ月ぶりの低水準だったものの、旧正月を前に、祭祀用食材の価格が急騰している。チョギ(イシモチ)が前年比21%、米価が18.3%上昇するなど、膳を整える家計の負担が一段と重くなった。
食料品全体では、調査対象10品目のうち8品目が前年より値上がり。とくに祭祀用食材や外食費など、生活に直結する品目が上昇を主導している。政府は供給拡大と割引施策を強化し、イ・ジェミョン(李在明)大統領は物価管理タスクフォース(TF)の立ち上げを指示した。
国家統計ポータル(KOSIS)によると、1月の農畜水産物、加工食品、外食など食料品190品目のうち、78.9%に当たる150品目が前年より値上がりした。値下がりは37品目(19.5%)、横ばいは3品目にとどまった。
チョギ(21.0%)と米(18.3%)に加え、サバ(11.7%)、卵(6.8%)も高い上昇率を示した。昨年「金リンゴ」と呼ばれたリンゴも10.8%上昇し、2桁の伸びが続く。
野菜も不安定だ。レタスは27.1%急騰し、麦(21.9%)、玄米(17.7%)、もち米(16.2%)など穀類も10~20%台の上昇。トック用の餅は5.1%、国産牛肉(3.7%)と豚肉(2.9%)も全体物価を上回った。
一方、昨年の作柄が良好だったニンジン(-46.2%)、大根(-34.5%)、ナシ(-24.5%)、白菜(-18.1%)は大きく下落し、需給による差が際立つ。
一度上がると下がりにくい加工食品と外食も家計を圧迫。コチュジャン(18.1%)、さきイカ(20.7%)、チョコレート(16.6%)の上昇が目立つ。外食は調査対象39品目すべてが上昇し、チャジャン麺(5.4%)、キンパ(4.2%)、トッポッキ(4.0%)など粉食系が強含み。カルビタン(3.9%)、ビビンバ(3.6%)、キムチチゲ定食(3.6%)も連続的に上がり、社員食堂の食事代ですら3.4%上昇した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News