韓国半導体社員にボーナスバブル到来…株か、金か、ローン返済か、広がる“幸せな悩み”
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【02月09日 KOREA WAVE】「分割で株を買うか、金に回すか、まずはローン返済か」。最近、韓国のサムスン電子とSKハイニックスの社員の間で交わされる会話だ。億ウォン単位の成果給を手にし、使い道を巡る“幸せな悩み”が広がっている。
今年の最大の話題は、活況が続く株式市場と最高値圏にある金価格だ。一方で、これまで定番だった不動産投資は熱が冷めたとの見方が目立つ。
業界によると、国内半導体大手のサムスン電子とSKハイニックスは、AIサーバー需要の急増を背景とした業績改善を受け、大規模な成果給支給を相次いで決めた。サムスン電子の半導体(DS)部門は、1月末に超過利益成果給(OPI)の振り込みを終えた。業績不振で成果給がゼロだった2025年から一転し、年俸の最大50%水準を受け取った。
SKハイニックスの熱気はさらに高い。5日には、2025年の営業利益の10%(約4兆7000億ウォン)を原資とする超過利益分配金(PS)が振り込まれる予定だ。社内外のコミュニティには、予想受取額を示したり、税引き後の金額を計算したりする投稿が相次ぐ。
成果給の使途で最も多く挙がるのは株式投資だ。相場が強含む中、成果給を再び株式に回したり、時期を分けて買い進めたりする考えが広がる。ある社員は「一気に投じるのは変動が大きい。市況を見ながら少しずつ投資したい」と話す。
金投資も選択肢として存在感を増す。実物の金や金ETFを検討する声が多く、「株の比率が高いので一部を金に振り向け、守りを固めたい」との意見もあった。
不動産については慎重論が優勢だ。今すぐ購入するより、好機に備えて現金性資産として確保する考えが多い。
生活に直結する使い道も多彩だ。住宅ローンや全貰資金ローンの返済に充て、「利息負担を減らすのが一番実感できる」と語る社員は少なくない。結婚を控えた人は高級家電一式をそろえ、旅行好きは欧州路線のビジネスクラス航空券を手配するなど、自分へのご褒美に回す例も目立つ。
流通業界関係者は「半導体企業の成果給支給期には、京畿南部の百貨店で高級品や家電の売り上げが伸びる。今週末から“ボーナスの波及効果”が本格化するだろう」と見通している。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News