北朝鮮・党大会を2月下旬開催…対米・対韓のシグナルは出るのか?
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【02月09日 KOREA WAVE】北朝鮮は8日、朝鮮労働党第9回大会を2026年2月下旬に平壌で開く方針を明らかにした。具体的な日程は示していない。党機関紙・労働新聞によると、キム・ジョンウン(金正恩)総書記主宰の下、7日に党中央委員会本部で第8期第27回政治局会議を開き、全会一致で開催決定書を採択した。
会議では、代表者資格の審査、執行部・議長団・書記部の構成案、日程、党大会に提出する文書などを議題として決めた。キム・ジョンウン総書記は、党大会準備委員会の各分科が準備作業を着実に進めてきた点を評価し、成功を確保するための原則的課題と具体的任務を示したという。内容の詳細には触れていない。
党大会に参加する代表者選出の実務手続きも終えた。労働新聞は、1月28日から2月6日にかけ、市・郡に続いて道(直轄市)党、内閣、人民軍、社会安全省、鉄道省などの党組織代表会を順次開いたと伝えた。各会合には指導機関幹部や、市・郡党代表会で選ばれた代表者が参加した。
これに先立ち、北朝鮮メディアは1月24日までに基層党組織総会(代表会)と市・郡党代表会を終え、28日には党中央委員会本部代表会で第9回党大会に出席する中央委代表を選出したと報じている。
今回の党組織代表会では、第8回党大会が示した綱領的課題の貫徹に向けた各党組織の活動を総括し、過去5年間の経験と教訓を踏まえ、今後の発展目標とその実現に向けた方策を議論した。報告では、党中央の「唯一的指導体制」を一層徹底する取り組みを堅持し、党政策の貫徹で組織動員の役割を果たしてきた成果にも言及したという。
党大会は今後5年間の国政運営の方向性を定める重要行事だ。キム・ジョンウン総書記は2011年の権力掌握後、党中心の国家運営へ回帰させ、2016年に第7回党大会を開いた。2021年の第8回党大会では開催周期を「5年に1度」と定めている。
第9回党大会では、直近5年間の成果の総括と、次の5年間に向けた内政・外交方針が示される見通しだ。対南・対米メッセージの有無が注目点となる。北朝鮮はこの5年間、ロシアとの関係強化を最大の外交成果に挙げており、同路線を継続するのか、あるいは韓米との対話や交渉を視野に入れた姿勢を示すのかが焦点となる。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News