クリントン夫妻、エプスタイン疑惑めぐる議会証言の公開要求「闘い望むなら公の場で」
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【2月7日 AFP】米国のビル・クリントン元大統領と妻ヒラリー・クリントン元国務長官(いずれも民主党)は、少女らへの性的人身取引の罪で起訴され勾留中に自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン元被告に関する疑惑をめぐる27日の議会証言について、共和党がこの問題を政治利用することを防ぐため、公開で実施するよう要求した。
クリントン夫妻は、共和党主導の下院監視・政府改革委員会で非公開の証言するよう命じられている。
民主党は、この調査は正当な監視を行うためではなく、ドナルド・トランプ大統領の政敵を攻撃するために利用されていると非難している。トランプ氏は、エプスタイン元被告と長年親交があったにもかかわらず、証言を命じられていないからだ。
クリントン夫妻は証言を拒否してきたが、夫妻を議会侮辱罪で訴追を求める決議案の採決が迫る中で証言することに同意した。
だが、ビル氏は6日、X(旧ツイッター)で証言を非公開で実施するのは「カンガルー裁判(いかさま裁判)」で裁かれるのと同じだと主張。
「駆け引きはもうやめよう。公聴会という正しい方法でやろう」と述べた。
ヒラリー氏は5日、下院監視・政府改革委員会に「われわれが知っていること」はすでに伝えたと主張。
「それでもこの闘いを望むなら、公の場でやろう」と述べた。
米司法省は先週、エプスタイン被告の捜査に関する資料「エプスタイン・ファイル」300万点以上を新たに開示した。
ファイルにはビル氏の名前が頻繁に登場するが、クリントン夫妻が犯罪行為に関与したことを示す証拠は今のところ見つかっていない。
ビル氏は、2000年代初頭にクリントン財団関連の人道支援活動のためにエプスタイン元被告の飛行機に同乗したことを認めているが、エプスタイン元被告の私有島「エプスタイン島」を訪れたことはないと主張している。
2016年大統領選でトランプ氏に敗れたヒラリー氏は、エプスタイン元被告と意味を持つ交流はなく、元被告の飛行機に乗ったことも、エプスタイン島を訪れたこともないと主張している。(c)AFP