米五輪委、エプスタイン事件余波で辞任要求されたロス五輪会長を支持
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【2月6日 AFP】少女らへの性的人身取引の罪で起訴され勾留中に自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン元被告との関連が明らかになった、2028年ロサンゼルス五輪大会組織委員会のケーシー・ワッサーマン会長に対して辞任を求める声が上がる中、米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)は5日、同会長を強く支持した。
ワッサーマン氏は、米司法省が1月30日に公開した数百万ページに及ぶ文書の中で、2003年にエプスタイン元被告の元交際相手であるギレーヌ・マクスウェル受刑者とメールを交わしていたことが判明し、その翌日に謝罪をしていた。
これを受けてロサンゼルスの地元当局者らは、ワッサーマン氏に組織委会長の職を辞するよう求めている。
しかし、ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪の開幕を翌日に控える中、USOPCのジーン・サイクス会長はミラノでの記者会見でワッサーマン氏を擁護した。
サイクス氏は、「ケイシーは声明を出し、エプスタイン文書とともに公開されたメールによって明らかになった事柄について、自身の見解を示した。それがすべてで、われわれから付け加えることはない。彼の声明はそれ自体で成り立っている」と述べ、「私自身ロサンゼルスに住んでおり、ロサンゼルスの政治をよく理解している。その上で言うなら、組織委の運営能力、リーダーシップ、取り組みの質、そしてこれまでの実行力に対して、2015年に組織委の立ち上げに関わって以来、今が最も強い信頼を持っている」と続けた。
ワッサーマン氏は、エプスタイン事件に関連して不正行為を疑われておらず、告発されてはいない。(c)AFP