【2月6日 AFP】ロシア大統領府(クレムリン)は5日、少女らへの性的人身取引の罪で起訴され勾留中に自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン元被告がロシアのスパイ(秘密工作員)だったという説を一笑に付した。

米司法省が先週新たに300万ページ以上の資料を開示したのを受け、エプスタイン元被告とロシアの情報機関がつながっていたという疑惑について、ポーランドが調査を実施することになっている。

エプスタイン元被告がロシアのスパイだったかどうかを問われると、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、「その説についてはたくさん冗談を言いたくなるが、時間を無駄にするのはやめよう」と述べた。

開示された資料では、エプスタイン元被告がロシアのウラジーミル・プーチン大統領と面会したいと何度も口にしていたことが示されているが、実際に面会した証拠はない。

ペスコフ氏は今週、ロシア国営メディアに対し、クレムリンはエプスタイン元被告から一度も要請を受けていないと語った。

最近開示されたエプスタイン元被告の電子メールアカウントの文書には、プーチン氏の名前が頻繁に登場している。内容は主にプーチン氏に関する報道だが、エプスタイン元被告がプーチン氏との面会をセッティングしようと複数回にわたって試みたことも示されている。

最新の資料では、エプスタイン元被告がロシアから若い女性を欧米に連れ出そうとした大規模な試みも明らかになっている。(c)AFP