コスタリカ次期大統領、反犯罪対策でエルサルバドル大統領と連携
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【2月3日 AFP】中米コスタリカで週末に行われた大統領選で勝利したラウラ・フェルナンデス次期大統領は2日、薬物に関連した暴力事件が増加している問題への対応で、中米エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領からの助言を歓迎すると発言した。
1日の大統領選での圧勝は、中南米地域で右派への傾斜が続いていることを示した。コスタリカは長年、地域で最も安全な国の一つとされてきたが、近年は麻薬取引のハブとして利用されるようになり、2025年末の時点で人口10万人当たり17件の殺人事件発生率を記録した。これは世界平均のほぼ3倍に当たる。
ブケレ大統領の強硬な反ギャング対策を評価するフェルナンデス氏は、組織犯罪の取り締まり強化と、エルサルバドルの「テロリスト拘禁センター(CECOT)」をモデルにした巨大刑務所を建設することを公約に掲げた。
3500万ドル(約55億円)を投じて建設される刑事施設では、最も危険な受刑者5000人を収容する予定だ。
フェルナンデス氏は記者団に対し、ブケレ氏から選挙での勝利を最初に祝福されたとし、「特に刑務所建設計画において、支援の継続を約束してもらった」と述べた。
ブケレ氏は、中南米諸国の多くからギャング取り締まりの英雄と見なされており、数十年にわたり深刻な犯罪に苦しんできたエルサルバドルに安全を取り戻したと評価されている。(c)AFP