1月20日、「ドバイもちもちクッキー」を買うため、ソウル市鍾路区の菓子店に並ぶ人々(c)news1
1月20日、「ドバイもちもちクッキー」を買うため、ソウル市鍾路区の菓子店に並ぶ人々(c)news1

【02月03日 KOREA WAVE】韓国でデザートトレンドの中心に立つ「ドバイもちもちクッキー(ドゥジョンク)」について、過去に流行した食品と同様、長く定着しないとの見方が広がっている。話題性を軸にした短期消費が主流となり、「スティディセラー」が生まれにくい時代になったという分析だ。

最近のSNSでは、ドゥジョンクの“寿命”を測る投稿が目立つ。黒糖タピオカ、タンフル、ドバイチョコ、台湾カステラなど、過去に爆発的な人気を集めたデザートの流行期間を整理し、「ドゥジョンクはいつまで続くのか」と問いかける内容が多い。

提示される流行期間は、黒糖タピオカが約1年3カ月、タンフルが約1年、ドバイチョコが約7カ月など、概ね1年前後にとどまる。変化の速いトレンド環境を踏まえると、ドゥジョンクも一時的な流行に終わるとの予測が少なくない。実際、今後2~3カ月で沈静化し、新たな流行に置き換わるという見方が出ている。

20代の会社員は「今は過熱気味。あと2~3カ月で自然と次の流行に移るのでは」と話す。別の会社員(26)も「2~3カ月は続きそうだが、ほどなく“次のドゥジョンク”が現れる」と語った。

食の分野に限らず、近年はネットミームやSNSチャレンジも、短期間で急拡散した後、すぐに下火になる傾向を繰り返している。かつては流行を経て反復消費や日常化により定番へ育つ商品もあったが、現在はSNS主導の超高速拡散、認証目的の消費、話題性重視の購入が増え、流行周期そのものが短縮している。結果として、商品が検証や定着の時間を得る前に次の流行へ押し流されやすい構造だ。

仁荷大学消費者学科のイ・ウンヒ教授は「人々の関心が最も集まるのは“食”で、視野は国内にとどまらず世界へ広がっている。より新しく独特なものを絶えず求めるため、一つに留まりにくい」と指摘する。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News