【2月3日 AFP】1月にロシアがウクライナとの戦争で制圧した面積が、前月のほぼ2倍になったことがAFPの分析で示された。

ウクライナが戦争開始以来、最も厳しい寒さに見舞われる中でも、前線での攻勢は続いた。こうした気象条件は通常、地上作戦を困難にする。

米戦争研究所(ISW)とクリティカル・スレッツ・プロジェクトのデータ分析が示したところによると、ロシアは1月に481平方キロメートルを掌握。これは2025年12月の244平方キロメートルから大幅に増加しており、ロシアが約4年前に侵攻を開始して以降、冬季としては最大規模の前進となった。

これには、ウクライナ政府や軍事アナリストがロシアが支配しているとする地域、ロシア軍が支配を主張する地域が含まれている。

米国とロシア、ウクライナの当局者による、ウクライナ戦争を終結させるため三者協議が1月にアブダビで行われたが、突破口は見いだせず、領土問題は依然として最大の争点となっている。

ロシア軍は東部および南部での攻勢を続ける一方、ウクライナのエネルギー施設への攻撃も激化させており、気温が氷点下20度に達する中、数百万人が停電と暖房停止に見舞われ、首都キーウは人道危機の瀬戸際に追い込まれている。

AFPの分析によれば、ロシアは現在、ウクライナ領土の19.5%を支配している。

その約3分の1は、2014年に併合したクリミア半島を含め、2022年2月の全面侵攻開始以前から、ロシアまたは親ロシア派勢力の支配下にあった地域だという。(c)AFP