グラミー司会者のエプスタイン発言に不満 トランプ氏、提訴示唆
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【2月2日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は2日、第68回グラミー賞司会者による発言を問題視し、法的措置を取る構えをみせた。発言は、女性らへの性的人身取引の罪で起訴され勾留中に自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン元被告に関する内容だった。
グラミー賞で司会を務めたのは、南アフリカ出身のコメディアンのトレバー・ノア。年間最優秀楽曲賞を受賞したビリー・アイリッシュを祝福した後、トランプ氏とエプスタイン元被告に言及した。
「すごい。これこそがすべてのアーティストが欲しがるグラミーだ――トランプがグリーンランドを欲しがるのと同じくらいね」と冗談を言い、その後「それも納得だよ。エプスタインがいなくなったから、ビル・クリントンと一緒に過ごす新しい島が必要なんだろう」と続けた。
司会を務めるのは今回が7回目となったノア。これまでは政治的なコメントはほぼ見られなかった。
しかし、今回の発言にトランプ氏は不満をあらわにし、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「グラミー賞は最悪で、ほとんど見るに堪えない」と投稿。
また、「ビル(・クリントン)のことは分からないが、私はエプスタイン島に行ったこともなければ、近づいたこともない。そして今夜の嘘まみれで中傷的な発言があるまで、そこに行ったと非難されたこともない。フェイクニュースメディアですらしなかった」と主張した。
さらに、ノアを「完全な負け犬」と呼び、「事実を正確に把握する必要がある」とし、「弁護士を送って、この哀れで才能のない、愚かな司会者を訴えるつもりだ。準備しておけよノア、君と楽しませてもらうからな!」と付け加えた。
トランプ氏は、フロリダやニューヨークでエプスタイン元被告と交友関係にあったことが指摘されている。また、同被告をめぐる膨大な文書の公開を阻止しようと、数か月にわたり争っていたが、昨年11月に資料公開に向けた議会の取り組みを支持する考えを示し、その姿勢を転換した。(c)AFP