英首相、エプスタイン事件で元英王子に米議会での証言求める
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【2月1日 AFP】英国のキア・スターマー首相は31日、少女らへの性的人身取引の罪で起訴され勾留中に自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン元被告について、元英王子のアンドルー・マウントバッテン・ウィンザー氏が米議会で証言すべきだと述べた。
今週、訪中後に来日したスターマー氏は、チャールズ英国王の弟であるアンドルー氏がエプスタイン元被告の性犯罪について米議員の質問に答えるべきかどうか問われ、「イエス」と応じた。
スターマー氏は、「私は常に、情報を持っている誰もが、求められた形でその情報を提供する覚悟を持つべきだと言ってきた」と記者団に語り、「そうしなければ被害者中心の姿勢にはなり得ない」と付け加え、エプスタイン元被告の被害者たちが「最優先されるべきだ」と強調した。
スターマー氏はこれまで、こういった案件では証言するよう促すにとどめており、昨年11月にはアンドルー氏が証言するかどうかは「彼自身の判断だ」と述べていた。
より強い姿勢を示したことで、昨年チャールズ国王から王室称号を剥奪されたアンドルー氏への圧力をさらに高める可能性がある。
米司法省は1月30日、エプスタイン元被告に関連する新たな資料を開示しており、今回の発言はこれを受けてのものだった。その中にはアンドルー氏の当惑するような写真や、エプスタイン元被告とのメールのやり取りも含まれていた。
アンドルー氏は、エプスタイン元被告との友人関係に起因する不正行為については、繰り返し否定している。
しかし、昨年自ら命を絶ったバージニア・ジュフリーさんはエプスタイン元被告によって、17歳だった時を含め、アンドルー氏との3回の性行為を強要された告発していた。2022年にアンドルー氏は、罪を認めることなく数百万ドルの和解金を支払って裁判を回避した。(c)AFP