YouTubeチャンネル「コ・ソヨンのパブストラン」(c)news1
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【01月31日 KOREA WAVE】SNSで話題となった調理法を商品化する「モディシューマー」トレンドを反映した新商品・新メニューが韓国で相次いで登場している。モディシューマーとは、修正・改変を意味する英語「Modify」と消費者「Consumer」を組み合わせた造語で、消費者が既存商品をアレンジして楽しむ動きから生まれた概念だ。

企業側は、すでにSNS上で“おいしさが検証された”レシピを取り入れることで、開発リスクとマーケティングコストを抑えつつ、市場の関心を効率的に引き寄せる狙いだ。

業界によると、農心は26日、カップ麺の新商品「ラッポックリ 大カップ」を発売する。看板商品の「ノグリ」に韓国式ラーメン×餅炒めの“ラッポッキ”を組み合わせたもので、唐辛子粉・コチュジャン・しょうゆを使った伝統的なソースに、ノグリ特有の海鮮風味を加えたのが特徴だ。

このレシピは、昨年10月にYouTubeチャンネル「コ・ソヨンのパブストラン」で紹介され、SNSを中心に大きな反響を呼んだ。農心はこれまでも、オンラインで人気を集めた調理法を商品化し、「チャパグリ(チャパゲティ+ノグリ)」や「カグリ(カレー+ノグリ)」などを展開してきた。

こうしたモディシューマー商品は、2026年も各社の商品開発の重要な軸になるとみられている。味と話題性が事前に担保されているため、「手軽に再現したい」という簡便食ニーズをそのまま売り上げにつなげやすいからだ。

代表例が農心の「シンラーメン トゥーンバ」だ。2024年9月の発売以降、昨年10~12月期末時点で世界累計販売6000万食を突破。現在約70カ国で販売されており、年末までに100カ国以上へ拡大する計画という。

サンドイッチチェーンのサブウェイも20日、「タコサラダ」を再投入した。サラダとトルティーヤを組み合わせ、タコス風に包んで食べる方法がSNSで流行したことを受け、昨年8月に期間限定で発売した商品だ。

三養食品も、SNSで広まった調理法を基に「ブルダック炒め麺」をチーズ、カルボ、ジャジャン、ロゼなど多様なバリエーションで展開。米国ではヒップホップスターのカーディ・Bがライブ配信で「カルボブルダック」を絶賛し、一時品薄状態になるほどの反響を呼んだ。

業界関係者は「モディシューマー発のレシピは、消費者が味を具体的に想像できるため、商品化した際の関心が高まりやすい」と指摘する。「単なる即席食ではなく、既存商品を“自分好みの一皿”として楽しむミニ美食トレンドは、今後も広がっていくだろう」と話している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News