【1月30日 AFP】米国のドナルド・トランプ大統領は29日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナの首都キーウや各都市への攻撃を停止するという個人的な要請に同意したと述べた。ロシアの攻撃を受けたウクライナは、極端な寒波の中で数百万人が暖房を失っている。

ロシアによるウクライナの電力インフラへの攻撃は、照明、暖房、水道供給を混乱させており、気温が急激に低下する中で、戦争で疲弊した同国は新たな人道危機に直面している。

ロシア大統領府(クレムリン)は停戦について即座に確認していない。

トランプ氏は米国での寒波に触れ、「異常な寒さだ。記録的な寒さだ。向こう(ウクライナ)でも同じで、ひどい悪天候が重なっている」とし、「私は個人的にプーチン大統領に、キーウやさまざまな町への攻撃を1週間やめるよう求めた。彼はそれに同意した。正直に言って、とてもありがたいことだ」と述べた。

ウクライナ水文気象局は、2月1日から3日にかけて、国内の一部地域で夜間の気温が氷点下30度まで低下する可能性があると発表している。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はトランプ氏に謝意を示し、攻撃の一時停止の確保に向け、米国に期待していると述べている。

ゼレンスキー氏によるとこの攻撃停止は、先週末にアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで行われたロシア・ウクライナ・米国の三者協議の中で最初に議論されたという。2回目の三者協議は、2月1日に予定されている。(c)AFP