【1月30日 AFP】ノルウェー政府は29日、190億クローネ(約3040億円)で韓国ハンファ社製の多連装ロケットシステム「K239チョンム」を導入すると発表した。

ノルウェー国防省は声明で、契約には射程距離最大500キロのロケットシステム16基と、数量非公開の弾薬の購入が含まれる他、兵站支援、訓練機器、支援システムも含まれると述べた

トーレ・サンドビク国防相は、「この調達により、潜在的な敵対勢力に対する信頼できる抑止戦力が向上する」として、K239チョンムがノルウェー軍の新たな戦力となると指摘した。

ノルウェーは、仏独の合弁企業KNDS、ドイツのラインメタル、スウェーデンのサーブと米国のボーイング、韓国ハンファの多連装ロケットシステムの中からK239チョンムを選択した。

ノルウェー政府によると、特に射程距離に関する同国の要求を全て満たしているのはK239チョンムのみだったという。

ノルウェー向けのK239チョンムはポーランドで製造される予定。ポーランドは既にK239チョンムを300基近く発注し、現地生産の体制を整えている。

北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるノルウェーは、北極圏でロシアと198キロにわたって国境を接している。(c)AFP