【1月30日 AFP】(更新)ドナルド・トランプ米大統領は29日、英国のキア・スターマー首相が中国の習近平国家主席と会談するため北京を訪問したことを受け、緊密な同盟国である英国が中国とディール(取引)をするのは「非常に危険だ」と述べた。

トランプ氏は、妻メラニア夫人に関するドキュメンタリー映画『メラニア』のプレミア上映会で、記者団に英国が中国と「ビジネスを始める」ことについて問われると、「彼らがそうするのは非常に危険だ」と述べた。

英首相の訪中は2018年以来。西側諸国の首脳は最近、相次いで中国との関係改善を模索しており、ますます予測不可能になっている米国と距離を置く方針転換だと広くみなされている。

スターマー氏は29日、習氏をはじめとする中国高官と会談し、複数の協力協定に署名した。

カナダのマーク・カーニー首相も1月中旬に中国を訪問し、貿易と観光に関する合意に達した。

その後トランプ氏は、カーニー氏が中国とさらなる合意を結んだ場合、カナダからの輸入品に100%の追加関税を課すと警告した。カーニー氏は、この警告は交渉戦術の一環にすぎないと一蹴した。

トランプ氏は29日、英国について発言した後、「カナダが中国とビジネスを行うのはそれよりもはるかに危険だと思う。カナダはうまくいっていない。非常に厳しい状況にあり、中国を解決策と見なすことはできない」と付け加えた。(c)AFP