【1月30日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領(79)は29日、閣議を早々に切り上げ、過去の長時間にわたって延々と続く会合で目を閉じている姿が目撃されたことについて「かなり退屈だった」と述べた。

だが、トランプ氏は、ホワイトハウスでの過去の閣議で居眠りをしていた疑惑を否定した。その一つは3時間17分にも及び、その間、閣僚たちは代わる代わるトランプ氏を称賛していた。

トランプ氏は29日、25分間続いた冒頭の長話の後、「数人に少しだけ発言をお願いするつもりだ。全員に発言をお願いするつもりはない」「前回は閣議は記者会見を含め3時間も続き、一部の人から『彼は目を閉じていた』と言われたからだ」と述べた。

「確かにかなり退屈だった。私は出席者を愛しているが、なにしろ人数が多い」「だが、私は寝ていなかった。ここから早く立ち去り出たかったから、目を閉じただけだ」と付け加えた。

トランプ氏が2026年最初の閣議で発言を求めなかった閣僚には、ミネアポリスで移民・税関捜査局(ICE)に抗議者が殺害された事件をめぐり、激しい論争の的となっているクリスティ・ノーム国土安全保障長官も含まれていた。

反トランプ派は、トランプ政権の閣議を北朝鮮の会議になぞらえている。閣僚たちはわれ先にとトランプ氏のリーダーシップを称賛し、自身の功績をアピールしているからだ。

だが、トランプ氏は、一部の閣議では目を開けているのがやっとのようで、歴代最高齢の78歳7か月で大統領に就任し、6月に80歳の誕生日を迎えるトランプ氏の健康状態をめぐってはデリケートな疑問が生じている。

トランプ氏は自身の活力に関する疑問に反論している。また、26日付のニューヨーク・マガジンのインタビューでは、眠そうに見えるのは閣議が「ものすごく退屈な」せいだと語っている。

今回の閣議は、トランプ氏にしては短い1時間20分だった。

同じくらい驚くべきは、トランプ氏が最後に記者からの質問を受け付けなかったことだ。つまり、ノーム氏や、そしてイランに対する軍事行動の脅しをエスカレートさせている自身に対する質問を回避したということだ。(c)AFP