【1月30日 AFP】全豪オープンテニスは29日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのアリーナ・サバレンカと第5シードのエレナ・ルバキナ(カザフスタン)がそれぞれ決勝進出を決めた。

ベラルーシ出身のサバレンカは、第12シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)との政治的緊張をはらんだ一戦を6-3、6-2で圧勝。試合後に握手は交わされなかった。

試合を前に会場のロッド・レーバー・アリーナでは、「試合後の握手は行われない」とのアナウンスがあり、観客はそれを「尊重」するよう求められた。

戦争の影響により、スビトリナはほかのウクライナ勢と同様にロシアやその同盟国であるベラルーシの選手たちと握手をしていない。両者は、試合前の写真撮影でも明らかに距離を保っていた。

一方、ルバキナは6-3、7-6(9/7)で第6シードのジェシカ・ペグラ(米国)との1時間40分の熱戦を制して決勝に駒を進めた。

サバレンカとロシア・モスクワ出身のルバキナは、これまで通算14回対戦しており、サバレンカが8勝を挙げている。この中には2023年の全豪オープン決勝も含まれており、この時サバレンカはフルセットの逆転勝利を収めて自身初の四大大会(グランドスラム)制覇を果たしている。

全豪では4年連続の決勝進出を果たしているサバレンカは、今年に入ってマッチ11連勝中で、今大会では1セットも落としていない。

準々決勝で第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を下したルバキナも、直近20試合では19勝を挙げており、こちらも全試合でストレート勝ちと絶好調。また、昨シーズン最終戦WTAファイナルズ決勝では、サバレンカに勝利している。(c)AFP