【1月30日 AFP】南米コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領がイエス・キリストは性行為をした」と発言し、教会を激怒させている。

コロンビアは憲法上は世俗国家だが、国民の大多数はキリスト教徒(主にカトリック)だ。

ペトロ氏は27日の演説で、「イエスは性行為をした」「おそらくは弟子のマグダラのマリアと」と述べた。

「あのような人は愛なしには存在できない」「イエスは自分を愛する大勢の女性たちに囲まれて亡くなった」と付け加えた。

イエスは結婚せず、貞潔な人生を送ったと広く考えられている。

福音派とプロテスタントの教会を代表するコロンビア福音連盟は、ペトロ氏の発言は「歴史的、聖書的、そして神学的な真実を歪曲(わいきょく)している」と述べ、「敬意を欠いている」と非難した。

カトリック教会の司教会議は、「尊重、不干渉、そして人々の信仰の保護」を求め、政治家に対し「神学的な」発言を避けるよう強く求めた。

ペトロ氏はカトリック系の学校を卒業し、実践していないカトリック教徒を自称。「解放の神学」、すなわち貧困層や社会的弱者の救済に焦点を当てたキリスト教思想への称賛を表明している。(c)AFP