2025年10月22日、ソウル江南区のコエックスで開かれた半導体展示会「SEDEX 2025」(c)news1
2025年10月22日、ソウル江南区のコエックスで開かれた半導体展示会「SEDEX 2025」(c)news1

【01月29日 KOREA WAVE】韓国の半導体大手SKハイニックスが2025年、営業利益47兆ウォン(約5兆384億円)超という過去最高の業績を記録した。人工知能(AI)産業の中核である高帯域幅メモリー(HBM)市場を掌握した成果で、メモリー事業単独でサムスン電子の営業利益を上回り、国内企業で最大の利益を稼ぐ存在となった。

SKハイニックスは2026年下半期に商用化を控える第6世代HBM4についても、米エヌビディア向け供給量の最大約70%を確保したとされる。証券業界では、2026年の年間営業利益見通しを100兆ウォン(約10兆7200億円)超、最大148兆ウォン(約15兆8730億円)まで引き上げる動きが広がっている。

同社は28日、2025年の連結決算(暫定)として売上高97兆1467億ウォン(約10兆4148億円)、営業利益47兆2063億ウォン(約5兆0606億円)を計上したと発表した。営業利益率は48.6%に達する。売上高、営業利益、純利益がそろって過去最高となる「トリプルクラウン」を達成した。

四半期ベースでも記録を塗り替えた。2025年10~12月期の売上高は32兆8267億ウォン(約3兆5173億円)、営業利益は19兆1696億ウォン(約2兆0559億円)で、市場予想を大きく上回る内容だった。

成長を牽引したのはHBMだ。DRAM部門におけるHBM売上高は前年の2倍以上に伸び、全体の収益を押し上げた。一般DRAMでも、10ナノ級第6世代(1cナノ)DDR5の本格量産に入り、10ナノ級第5世代(1bナノ)32Gbを基盤とする最大容量256GBのDDR5 RDIMMを開発し、サーバー用モジュール分野での主導権を示した。

NANDフラッシュ部門でも、需要が低迷した上半期を乗り越え、321層QLC製品の開発を完了。下半期は企業向けSSD需要を取り込み、年間で過去最大の売上高を達成した。

SKハイニックスは「AI中心に再編される需要構造に合わせ、技術競争力を高め、高付加価値製品の比重を拡大した戦略が奏功した」と評価し、「2025年は世界最高水準の技術力を改めて示した年だ」と総括した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News