【1月28日 AFP】スティーブン・ミラー米大統領次席補佐官(政策、国土安全保障担当)は27日、移民・税関捜査局(ICE)職員によるミネアポリスの市民射殺をめぐり、職員が「従うべき指示」に違反していた可能性があると述べた。

ドナルド・トランプ米大統領の下で強硬な移民政策を主導するミラー氏は、24日に看護師のアレックス・プレッティさんを射殺したICE職員の行動に違反がなかったかどうかについて、ホワイトハウスで確認を進めているとAFPに述べた。

ミネアポリスで市民2人がICE職員に射殺されたことを受け、トランプ氏は同市での緊張を緩和したい意向を示している。

ミラー氏は「拘束に当たる部隊と抗議デモの参加者の間に物理的な障壁を設ける」という明確な指示がホワイトハウスから出ていたとした上で、「CBP(税関・国境警備局)のチームが、その指示に従わなかった可能性があり調査を進めている」と述べた。

ミラー氏は事件直後、プレッティさんを「暗殺未遂者」と呼び、連邦捜査官を殺害しようとしたと非難していた。これについてミラー氏は、連邦捜査官に接近したプレッティさんが武器を振り回していたとする、クリスティ・ノームDHS長官による誤った初期声明に基づくものだったと説明し、国境警備局と国土安全保障省(DHS)の双方に責任があることを示唆した。

また、DHSの初期の声明については、現場にいたCBPチームからの報告に基づいているとした。

事件発生当時のICE職員とのやり取りを撮影した映像では、プレッティさんは拳銃を携帯してはいたものの、手に握られてはいなかったことが確認された。また、ICE職員に発砲される以前に、拳銃は取り上げられていたことも指摘されている。(c)AFP