【1月28日 AFP】英国のキア・スターマー首相は26日、コメディーイベントでアビエーターサングラスをかけ、フランスのエマニュエル・マクロン大統領がスイス東部ダボスで開催された世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)でサングラスをかけていたことをいじった。

スターマー氏は、コメディアンのマット・フォード氏のポッドキャスト番組「ザ・ポリティカル・パーティー」のステージ上でのインタビューでサングラスをかけ、「ボンジュール!」と笑顔で述べると、会場から笑いが起こった。

マクロン氏は20日、ダボス会議で青いアビエイターサングラスをかけて力強い演説を行ったことで世界中で話題となり、ネット上で拡散するミームを生み出した。

エリゼ宮(フランス大統領府)の主治医によると、マクロン氏は結膜下出血の目を隠すためにアビエーターサングラスをかけていた。

マクロン氏はダボス会議での演説で、ドナルド・トランプ米大統領の欧州に対する「容認できない」脅迫を激しく非難し、「フランスはいじめよりも敬意を重んじる」と述べた。

マクロン氏が欧州連合(EU)について議論する際に「確かに(for sure)」と繰り返す演説の切り抜き動画も拡散した。

映画「ターミネーター」や「トップガン」の登場人物を彷彿(ほうふつ)とさせるマクロン氏の異例のいでたちにトランプ氏も反応した。

トランプ氏は「きのう、彼(マクロン氏)があのすてきなサングラスをかけているのを見た。いったい何なんだ?」「しかし、ちょっとだけタフに見えた」とやゆした。

マクロン氏とトランプ氏のやりとりは、悪化する大西洋両岸関係の改善にはほとんど役立たないかもしれないが、スターマー氏がマクロン氏をいじったにもかかわらず、英仏協商は健在のようだ。

スターマー氏は中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」にアビエーターサングラスをかけた自身の動画を投稿。27日にはアビエーターサングラスをかけて戦闘機パイロットに扮(ふん)した自身とマクロン氏の「トップガン」風ポスターも投稿した。

数分後、マクロン氏はこの投稿に「確かに」とコメントした。(c)AFP