不況が生んだ逆転現象か…ソウル圏と地方大の就職率差が急接近
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【01月28日 KOREA WAVE】ソウル所在大学(インソウル)と地方大学の就職率の差が、直近6年で最小水準まで縮小した。不況の影響でソウル圏の就職率が下がる一方、地方は横ばいから微増となり、今後は地方の公的機関を中心とした採用拡大が進めば、格差はさらに小さくなる可能性がある。
鍾路学院が大学情報公開サイトの公表資料を分析したところ、2025年の就職率は、ソウル所在大学が65.1%、地方大学が59.9%で、差は5.2ポイントだった。2019年の4.9ポイント以来の低水準で、2021年の7.5ポイントから4年連続で縮小している。
地域別では、忠清圏が62.6%で最も高く、江原60.6%、済州59.0%、湖南58.8%、釜山・蔚山・慶南58.3%、大邱・慶北56.6%の順となった。
ソウルの主要10大学をみると、人文系では西江大が73.4%でトップ。ソウル大70.3%、高麗大69.4%、成均館大68.9%、延世大67.4%が続いた。理工系では成均館大が74.0%で最も高く、西江大72.5%、高麗大と漢陽大が各72.1%、中央大70.8%だった。
人文系と理工系の差も縮んでいる。2025年の就職率は理工系63.3%、人文系59.9%で、差は3.4ポイント。2016年以降、5~6ポイント台で推移してきたが、2025年に急減した。
6年間の推移では、ソウル所在大学が65.9%から65.1%へと4.8ポイント低下したのに対し、地方大学は59.5%から59.9%へ0.4ポイント上昇した。鍾路学院は「格差縮小は、ソウル圏の就職率が相対的に下がったことが主因だ」と分析する。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News