中国国防相、ロシアとの「戦略的連携」強化を表明
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【1月28日 AFP】中国の董軍国防相は27日、ロシアのアンドレイ・ベロウソフ国防相とのビデオ電話会談し、両国は「戦略的連携を強化」すべきだと述べた。中国国営中央テレビ(CCTV)が報じた。
数日前には、2022年のロシアの侵攻開始後、初めてとなるウクライナとロシア、米国の3か国高官協議が行われたばかり。西側諸国は、中国政府がロシアによるウクライナ侵攻を可能にしていると非難している。
CCTVによると、董氏はベロウソフ氏に対し、「中国はロシアと協力して戦略的連携を強化し、協力内容を充実させ、交流メカニズムを改善する用意がある」「両国はさまざまなリスクと課題への対応能力を共同で強化し、世界の安全保障と安定にプラスのエネルギーを注入するために協力していくべきだ」と述べた。
CCTVが報じた資料やロシア国防省の声明には、ウクライナ紛争への言及はなかった。
ベロウソフ氏は声明で、「昨年6月に行われた前回の会談以来、国際情勢に重大な影響を与える多くの出来事が発生した」「ベネズエラとイランの例を踏まえ、われわれの機関は安全保障状況を継続的に分析し、適切な行動を取る必要がある」と述べた。
ベロウソフ氏はまた、今回の会談は「二国間の戦略的パートナーシップをさらに強化する」とも述べた。
中国はロシアの緊密なパートナーで、ウクライナ紛争に関して中立を表明しているが、ロシアによる侵攻を非難したことはない。
西側諸国は、中国がロシアの戦争遂行に不可欠な経済支援、特にロシアに防衛産業への軍事部品供給を行っていると非難している。
ドナルド・トランプ米大統領は、デンマーク自治領グリーンランドを領有する動機の一つとして、北極圏における中国とロシアの脅威を指摘している。(c)AFP