【1月28日 AFP】高市早苗首相は26日、台湾有事の際に日米が連携して自国民を退避させるシナリオに言及し、米軍が攻撃を受けた時、何もせずに逃げ帰れば日米同盟は崩壊すると述べた。

高市氏は26日夜のテレビ朝日の番組で昨年11月の台湾有事答弁について問われると、台湾有事の際、日米が連携して日本人と米国人の退避作戦を実施する可能性があるとして、「共同で行動を取っている米軍が攻撃を受けた時、日本が何もせずに逃げ帰ると、日米同盟はつぶれる」と述べた。

さらに、「(台湾で)大変なことが起きた時に、私たちは台湾にいる日本人や米国人を救いに行かなければいけない。そこで共同行動を取る場合もある」「あくまでも法律の範囲内で、そこで起きている事象を総合的に判断しながら対応する」とも語った。

高市氏が昨年11月7日の衆院予算委員会で、台湾有事をめぐって日本が集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」に該当する具体例を問われ、「戦艦を使って武力の行使も伴うものであれば、どう考えても存立危機事態になりうるケースだと私は考える」と答弁。中国政府の怒りを買った。

中華人民共和国(中国共産党)は台湾について、一度も統治したことがないにもかかわらず、自国領土の一部だと主張しており、武力行使による併合も排除していない。(c)AFP