【1月28日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は27日、イスラム組織ハマスの武装解除とパレスチナ自治区ガザの非武装化が達成されないかぎりガザの再建作業は行われないと発言した。

イスラエル軍は26日、ガザに残る最後の1人となっていた人質の遺体を確認したと発表。これにより、2023年のハマスによる攻撃で拘束された251人全員の返還を終え、和平計画の第2段階へ移行する条件が満たされた。

ネタニヤフ首相はオンラインの会見で「現在、我々はハマスの武装解除とガザ地区の非武装化に集中している」と述べた。

ネタニヤフ氏は、2つの課題を「必ず実現させる」とし、「ガザ地区の再建が非武装化の前に許されるという主張を聞いているが、それは起こらない」と語った。

ドナルド・トランプ米大統領が昨年提案した和平計画では、「第1段階」の人質解放やイスラエル軍の撤退の後、ハマスに武装解除を求め、統治からは排除するとしている。

ハマスは、人質返還が実現したことで停戦合意へのコミットメントを果たしていると主張したが、これまでのところ武装解除については正式に同意していない。

また、ネタニヤフ氏は、パレスチナ国家の設立を阻止する立場を改めて表明し、「それは起こらなかったし、起こることはない」と述べた。その上で、イスラエルがガザ地区と占領下のヨルダン川西岸の安全保障管理を維持すると主張した。

ガザでの紛争が長期化する中、英国やフランスなどは昨年の国連総会でパレスチナ国家の承認を表明した。(c)AFP